拥有100个资格的女人 第10部
剧情简介
バツイチで二人の子持ちの西郷美千花(渡辺えり)は、リストラ時の備えとして資格の取得に励む渋谷中央署の事務職員。捜査には関わらないが、資格の勉強で得たさまざまな知識が事件解決のヒントになることもあり、小山田刑事(草刈正雄)らに頼りにされている。深夜、渋谷中央署管轄内の歩道橋で、居酒屋チェーン勤務の神谷麻里(万善香織)が転落死を遂げる。事件性はなさそうだったが、署に運び込まれた所持品を何気なく目にした美千花が、ある不自然さに気づく。麻里は独り暮らしだったというのに、所持品の中に家の鍵がなかったのだ。鍵の謎を解くため麻里のアパートを訪ねた小山田は、管理人から驚きの証言を得る。なんと、麻里が死亡した時刻に、麻里の部屋のドアが開く音を聞いたというのだ。また、麻里の勤め先だった『蔵富久渋谷店』に足を運んだ小山田は、麻里との関係があまり良くなかったと噂の、エリア長... (展开全部)
バツイチで二人の子持ちの西郷美千花(渡辺えり)は、リストラ時の備えとして資格の取得に励む渋谷中央署の事務職員。捜査には関わらないが、資格の勉強で得たさまざまな知識が事件解決のヒントになることもあり、小山田刑事(草刈正雄)らに頼りにされている。深夜、渋谷中央署管轄内の歩道橋で、居酒屋チェーン勤務の神谷麻里(万善香織)が転落死を遂げる。事件性はなさそうだったが、署に運び込まれた所持品を何気なく目にした美千花が、ある不自然さに気づく。麻里は独り暮らしだったというのに、所持品の中に家の鍵がなかったのだ。鍵の謎を解くため麻里のアパートを訪ねた小山田は、管理人から驚きの証言を得る。なんと、麻里が死亡した時刻に、麻里の部屋のドアが開く音を聞いたというのだ。また、麻里の勤め先だった『蔵富久渋谷店』に足を運んだ小山田は、麻里との関係があまり良くなかったと噂の、エリア長の尾崎圭一(中上雅巳)や副店長の小島怜子(中島ひろ子)を聴取。めぼしい証言は得られなかったが、その3カ月後、『蔵富久目黒店』で閉店後に売上計算をしていた尾崎が、強盗殺人の被害者となってしまう。事件は目黒北署の管轄とあって詳細は渋谷中央署には届いてこない。業を煮やした小山田は美千花に『蔵富久目黒店』での潜入捜査を懇願。美千花は不本意ながらも調理場でパートとして働き始める。居酒屋チェーン『蔵富久』には、店舗スタッフは女性のみという大きな特徴があった。女性の活用を謳う社長の浅岡邦彦(升毅)はメディアに多数露出。世間の支持も高く、美千花が働き始めた『蔵富久目黒店』でも、事件の影響を感じさせない客足が集まった。目黒店の店長は、この3カ月で渋谷店の副店長から昇格した怜子。そして調理場の板長は田中成実(中山忍)が務めていた。フードアナリストの資格を持つ美千花は、成実の調理や盛りつけを見て、成実がかつて銀座の名店で働いていたことを言い当てる。板前だった亡き父に憧れ、この世界に入ったという成実。しかし、一流の割烹店では、腕はあっても男性料理人の方が客に喜ばれるという、不遇な時を過ごしたらしい。その点、女性だけの『蔵富久』なら自分の腕を存分に振るえるという。一見すると女性にとって恵まれた職場環境の『蔵富久』。だが、それはあくまでも表向きの話。美千花の耳には徐々に、パートから社員になるにはいろんな工作が必要との悪い噂が聞こえてくる。実際に、店長になった怜子は、殺害された尾崎と一緒にホテルに行くような関係だったことが判明。だが、最近になって二人の関係は悪化。目黒署は怜子に尾崎殺害の疑いの目を向ける。その怜子には入院中のひとり息子がいた。かつて、死亡した麻里のもとで働いていた頃、息子が発熱しているにもかかわらず休ませてもらえず病気が重症化したことから、怜子は麻里のことも恨んでいた…。また、美千花は、尾崎が殺害された日の夕方、新エリア長になった刈谷裕介(金山一彦)と尾崎が取っ組み合いの争いをしていたという情報をキャッチする。それを知った小山田は、捜査協力を求め目黒署に乗り込んでいく。