露玉的首饰
剧情简介
1979年日本民間放送連盟賞優秀賞受賞作品。「音羽外語学院の院長・沢井貴子(岡田嘉子)は、一人娘の瑠璃子(夏目雅子)から一通の手紙を受け取った。瑠璃子は、家出して木偶(でく)師の竹田文蔵(萩原健一)の妻となり、長く音信普通だった。その手紙には、「私を助けてください。ここは地獄です。母さまに背いてあの人と一緒になったことを悔やんでいます。私に五百万円と離婚届の用紙を送ってください。」とあった。貴子は胸のつまる思いで夫婦が暮らす岐阜県・郡上八幡へ向かう。そこは、ちょうど年に一度の盆踊りの時期で、夜風にのって郡上踊りの歌と囃子が流れていた。まだ見ぬ娘の夫はどんな男なのか、瑠璃子はどんな生活をしているのか、貴子はいらだつ心を抑えながら文造の家を訪ねる…。「菩薩と夜叉」二つの顔をもつ更科姫人形になぞらえて、人間の内面に潜む二面性を幻想的に描く市川森一脚本「露玉... (展开全部)
1979年日本民間放送連盟賞優秀賞受賞作品。「音羽外語学院の院長・沢井貴子(岡田嘉子)は、一人娘の瑠璃子(夏目雅子)から一通の手紙を受け取った。瑠璃子は、家出して木偶(でく)師の竹田文蔵(萩原健一)の妻となり、長く音信普通だった。その手紙には、「私を助けてください。ここは地獄です。母さまに背いてあの人と一緒になったことを悔やんでいます。私に五百万円と離婚届の用紙を送ってください。」とあった。貴子は胸のつまる思いで夫婦が暮らす岐阜県・郡上八幡へ向かう。そこは、ちょうど年に一度の盆踊りの時期で、夜風にのって郡上踊りの歌と囃子が流れていた。まだ見ぬ娘の夫はどんな男なのか、瑠璃子はどんな生活をしているのか、貴子はいらだつ心を抑えながら文造の家を訪ねる…。「菩薩と夜叉」二つの顔をもつ更科姫人形になぞらえて、人間の内面に潜む二面性を幻想的に描く市川森一脚本「露玉の首飾り」。萩原健一演じる更科姫人形の木偶(でく)師は、自分の妻が悪女と知りながら彼女に人形の化身を見出し、ひたむきな愛情を持ち続ける。物語序盤から中盤にかけては、セリフが少なく表情や仕草などで感情を表現する萩原演じる木偶師と、セリフが多く言葉で感情を表現する岡田嘉子扮する妻の母親という対照的な演出がなされている。そして、脚本や演出によって醸し出された物語の幻想的な雰囲気が、夏目雅子演じる木偶師の妻の内面に秘められた「二面性」を一層引き立てている。